NPO法人ア・ピース・オブ・コスモスとは

沿革

 平成7年、NPOの前身である「ア・ピース・オブ・コスモス」は社会生活全てを考えるボランティア団体として発足しました。当時はまだ熊野古道が世界遺産に登録という話は一般的ではありませんでしたが、高速道路の建設が決まっていました。そこで、那智勝浦と伊勢の中間地である尾鷲・紀北に代表される東紀州に、高速道路が完成した時に来訪者を激減させないための手段を企画実行することを目的としていました。

 その一つの事業が、松阪と那智大社までの国道42号線と311号線をアジサイ街道にすることでした。緑の基金を活用したキーンスラーとの共同事業で、およそ1000本ものアジサイを植えましたが、その半数近くが鹿のお腹に収まってしまい、山間部をアジサイ街道にする計画は実現しませんでした。

 それでも健気に残ったアジサイの手入れを通じ、ボランティア団体や行政との交流が続き、2006年の法人取得後もメインの事業となっています。

会員

 現在津市や紀北町、尾鷲市や県外の会員、約70名で活動しています。正会員の会費は2000円で入会された方は施設が3割引で利用できるほか、ニュースレターをお送りします。入会希望の方は、メールで氏名とご住所をお知らせください。定款と入会申込書を送付します。

イベント情報などをお届けするメーリングリスト会員も募集します!

タイトルに「ML希望」と入れてメール(apoc@solid.ocn.ne.jp)をお送りください!

名前の由来

 「ア・ピース・オブ・コスモス」は「宇宙のひとかけら」という意味です。ちっちゃなひとかけらの集まりが宇宙であるように、一人ひとりや一団体の小さな活動の集まりが魅力ある地域をつくっていく、という信念の元名付けられました。

民家取得の経緯

 空家になっていた紀伊長島駅前の木材商古民家を理事長が購入し、2009年にはNPO法人が買い取りました。当初の計画は、次世代を担う青少年に対して共同の合宿を行い、専門分野の講師の指導のもと、生活力を高め芸術交流事業を行うことでした。

 2008年に「二地域居住やUJIターン希望者の定住促進のための生活体験の滞在施設の整備事業」を行うことで、国土交通省から改修の補助金を頂きました。

民家はその後2010年2月より「ゆうがく邸」としてオープンしました。

尾鷲事業所の開設

2010年7月には、「NPO中間支援APOC」及び「海&山もり体験塾」を行う尾鷲事業所を開設しました。
「NPO中間支援APOC」は文字どおり各種団体及びイベントの支援をするというものです。
また、「海&山もり体験塾」では、 海や川での水遊び、 山での作業などを通じて自然の一部であることが感じられるような体験メニューを提供していきます。

お問い合わせ

NPO法人 ア・ピース・オブ・コスモスについてのお問い合わせは、ゆうがく邸までお願いいたします。

□尾鷲事業所
〒519-3634
三重県尾鷲市大字南浦かんからき 2546-20
電話番号:090-4469-2996
ホームページ:http://apocumiyama.org/top

□ゆうがく邸
〒519-3204
三重県北牟婁郡紀北町紀伊長島区東長島128
電話番号 (ファックス): 0597-47-2116
メール :apoc@solid.ocn.ne.jp
ホームページ :http://apoc-mie.org/yugakutei/